・・・モノなんか無いんだよ。 ・・・と、思いながら、
いつも真っ直ぐな水平や垂直をめちゃくちゃ気にしながら仕事をしています。
(^_^;)
例えば、フローリングの床を造る時、材料は
つるつるピカピカの材料を

(つぶつぶザラザラの)
平らに並べて、

(凸凹で 〈大人と子どもの土踏まずの2種類の大きさ〉 )
水平に張り上げます。

(すごく傾いている!)
でも、そのキレイな床に寝そべると、身体が痛い。 (T_T)
(寝転んで、モゾモゾ身体に合うところを探り当てると、とっても気持ちいい!)
玄関を開けてすぐの、その大きく傾いた床の上に立っても平衡感覚は狂いません。
いつもはちょとでも床が傾いていれば、目眩がして気持ち悪くなるのに・・・
・・・ソレは“水平”という基準(幻想)に身体が騙されていたのか?
この住宅は、人間が持つ感性や能力、五感や思考力が“死なない”とゆーコトなのか?

・・・まぁ、いっかぁ。

屋上へ上る梯子。

梅雨の曇り空。

でも、鉄塔がある風景に親近感。
(*^_^*)
建物作品でも美術作品でも、

まず印象からのイマジネーションは大切だけれど

やっぱり、ソレだけじゃダメですね。

この建物(とゆーより美術品)の作製に深く関わった筒井氏から
デザインコンセプトのミニレクチャーを受けたら、
もう、このカットの写真

建物は動いて見えます。
訪れるまでは「死なない家」( http://www.architectural-body.com/mitaka/ )
の思想・考えには懐疑的だったけれど・・・
・・・まぁ、ソレは置いといて、カラダとココロは楽しかったです。
(*^_^*)