もう何年も前から気になっていた劇団。
観に行くつもりで買ったチケットも、結局、都合がつかずに
無駄にしたコトも2回、ナンダカ縁が無い劇団の一つでした。
・・・ が、ようーく観られた。
(*^_^*)

「劇団鹿殺し」の「無休電車」
どんな劇団なのか・どんなお芝居なのかも知らずにワクワク開演待ち。
でも始まると、マチネのせいなのか、皆さんの演技や間合いに「雑さ」が
目立って、ちょっと観るのが疲れ気味 ・・・ 、その内ウトウトしてたら
いきなり舞台から届いた歌声に目が醒めた。
それまでガチャガチャやっていた劇中歌は聞き流せたけれど、その歌声は
ココロに響きました。 ・・・ ってゆーか、
「寝てンじゃねぇーよ、チャンと観ろや」って、凄まれました。
目を開けると、歌っているのは背が低い女の子(子どもじゃないけれど)。
とても素敵な歌声、その歌声のお陰で芝居に入り込むコトが出来ました。
それからはもう、脇役のその(子どもじゃない)女の子ばかりが気になりました。
だって、お芝居の世界観の中で、しっくり・しっかりと一番存在感があったから。
物語りは、演じている人達が歩んできた時間を総括しているのでしょうか。
とても懐かしいココロの汗の匂いがするお芝居。
目の前で行なわれている劇だけでは無く、それまでに円形劇場で演じられてきた
お芝居の記憶が、微かに匂い立った様な錯覚を覚えました。
いいお芝居を観せていただきました。
ありがとう、菜月チョビさん、そして皆さん。
後で知ったけれど座長なのね、どーりで貫禄ありました。
(^_^;)