・・・と、ダイニングテーブルの上に広げられた原稿用紙を無造作に退かしながら。
傘寿を迎えられた女性文士からのお誘いです。
ダイニングの壁紙の補修を終えると、ちょうどもうすぐお昼時。
いつもだったら当たり前のように断って、さっさとお暇します。
「私ラーメン食べたいから出前頼むの、一つじゃ申し訳ないから」
ずーーーと興味津々でいた自分は、遠慮がちに快諾(?)。
テーブルを挟んでふたりで食べることになりました。
出前で届いたのは、具だくさんスープたっぷりのタンメン。
お腹が空いている自分でもお腹いっぱいになる程の量です。
少しずつ(でも確実に)すすられてゆく麺。
天こ盛りの野菜もモシャモシャ。
どんぶりに口を付けてスープも半分(も!)飲んで。
「この味付け少し塩辛いわ」
( ゚_゚)
その小さな体(失礼。 m(_ _)m )のどこにラーメンが入るンだろう?
本当に失礼。 m(_ _)m
女性の食べる様子をチラチラ(ジロジロ)見るのは失礼と思いつつも
その食べっぷりについつい目が行ってしまいました。
「私あと生きて5年だから、それまでに書き上げなければいけないの」
あと3つの作品を残すとおっしゃる、その気迫(そして食べっぷり)に感動しました。
うだうだと書いていますが ・・・
思い出していました。
先月訪れた展覧会、草間彌生さんの紹介映像も上映されていて
アトリエで作品と対峙している時の表情・間合いがとてもよく似ているなぁと。
その後、いろいろなお話を伺いました。
帰り際に「読んでもらえそうだから、よかったら」と
数年前に上梓された作品を一冊頂きました。

読みました。
頂いた作品の“その先”を書き綴っているのなら、ぜひ読ませて頂きたいと思います。
(*^_^*)
posted by ファクト君 at 05:18|
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