2011年02月27日

あがったり下がったり、くねくねと・・・


知らない土地を車で走ると、迷子になってワクワクします。

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いま、孔版画家の自宅アトリエの改装を考えています。

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小さな町なかギャラリーへの改装を計画。

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勧められて、町田市にある国際版画美術館を訪れました。

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展示室では、「町田市民美術展」。そして、
常設展「版画との出会い〜仏教版画からポップアートまで」。

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古今東西いろんな版画をチョットずつ、優しく丁寧に展示。
(棟方志功 畦地梅太郎 歌川広重も)
少し賢くなったような気持ちになりました。


この美術館には(様々な道具やプレス機などがある)工房・アトリエがあり、

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毎週、毎月、決まった日に開放しているそうです。

スバラシイ。



この建物の設計は、大宇根建築設計事務所。

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それから、美術館があるこの町のほとんどは丘陵地帯。
美術館のすぐ脇にもこんな坂。

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当然、(意味もないのに)上りました。


(アホは高いところ登ります)楽しい。


(*^_^*)


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2011年02月25日

いつまで下駄箱と呼ばれるのか?


下駄箱が必要のは、温泉街と鬼太郎の家(・・・には、無いか) (-_-;)



昔のマンションの玄関。

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まぁ、下駄箱って感じ?




「靴がぜんぜん入らないから、どーにかして」と、頼まれゴト。

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  ↓

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  ↓

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命名します。



「くついれ」



 (^_^)v

posted by ファクト君 at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ゴコロのエスキース

2011年02月22日

半券が切られていない・・・


(公演日が過ぎている)チケットが手もとにあります。

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先週、仕事の時間調整ができずに観られませんでした。

(T_T) (T_T) (T_T)



でも、実は、前の週に演劇人(人生の恩人)からのお誘いを受けて既に観劇。

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素晴らしい芝居でした。

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ここ十数年、ずーと、観たい!観たい!観たい!と想い続けていた芝居に
やっと、めぐり逢えました。

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死ぬまでにあと幾つ、このような作品にめぐり逢えるのだろうか・・・

(*^_^*)

そして、恩人(演劇人)と一緒に観劇したのも久し振り・・・

(*^_^*)

観劇後、恩人に連れられてある料理店で雑談。
同じテーブルに、今回の芝居の作・演出の方、(観劇に訪れていた)ある女優さんも同席。
ちょこっとだけどお話もできて、とても良い思い出になりました。

(*^_^*)


ココ(新国立劇場)の設計は、柳澤孝彦+TAK建築研究所の設計。(なんかこのブログで
柳澤氏率、高いけど・・・選んでるワケでも、特に好きなワケでもありません)

初台駅の(ある)改札通路を抜けると、ちょうどココ、

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劇場のサンクガーデンに出ます。
そして正面が、ちょうど(今回の芝居が行なわれた)小劇場ホールの入口です。

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石積みの擁壁、水盤と水流、柱の並び・・・この空間はいいと思います。




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2011年02月20日

コロニアル(と、一般的に言われている)屋根の張替え


(前回の記事の通り)「屋根の防水性」は石綿スレート板を塗装しなくても大丈夫。

でも、今回のお宅は、板のひび割れや不良補修による雨漏れの修繕と
屋根の塗装を希望されていたので、コロニアルの葺替え工事を選択しました。
(いろいろな方法をコスト的に考えて)

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まず、既存のコロニアル板を解体撤去します。

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それから、傷んだ野地板を部分補修して板金金物を設置、防水シートを張ります。

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屋根の防水は、この緑の防水シートで行ないます。
防水層(防水シート)を保護するためにコロニアル板を張ります。

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あ、あと美観のためにです。

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完成写真、雪がちょっと邪魔ですね・・・



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今回の工事は、えむ造(大工)と板金職人(エムズ仲間)で行ないました。


(^_^)v




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2011年02月19日

昔は、石綿使用で・・・


結構、丈夫です。(^_^;)

屋根の仕上げ材料で(日本で、俗に言われている)コロニアル材のコトです。
(今は石綿は使わず、窯業系スレート板ですが・・・)

“板”自体は長い年月で、色が飛んで汚れたり苔が生えたり、見た目は悪くなります。

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ですが、そのコトは防水性とは関係ないので、気にしなければ塗装の必要はありません。

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でも、板金役物は塗装の必要はあります。放っておくと錆びてボロボロになって、
(コロニアル板の下の)防水層を痛めて雨漏りの原因になる場合があります。

コロニアル屋根の雨漏りの原因は、施工不良は別として、

・コロニアル板の割れ→入ったホコリ・土・水が溜まり。

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・不用意な屋根補修→水抜けが悪くなる。

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・縁切りしない塗り替え→水抜けが悪くなる。

などがあります



ちょと長くなるので、次に続く・・・


  ↓


http://fakuto-kun.sblo.jp/article/43503515.html






posted by ファクト君 at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ゴコロのエスキース

2011年02月16日

それならばもし豆腐に美を感ずるとすれば・・・


それはどういうことなのか。


先日、汐留ミュージアムで開かれている「白井晟一」の回顧展を訪れました。

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今まで、いくつかの白井氏の建築に出会いましたが、触れるたび頭の中に「???」。
でも、どこかココロ落ち着くカタチ(建築)にとても興味を感じていました。

建築作品の図面・写真・ドローイング・模型のほか、書、装丁、エッセイなども展示。

改めて、一つ一つ見てゆくと、一貫したその思想・哲学・生き方に共感。

「???」が「?」に・・・少しホッとしました。

哲人・詩人・孤高な・異端の・・・建築家、・・・括れられない(比べられない)でしょう。

「白井晟一建築」をまた少し好きになりました。

(^_^)





今まで一枚の断面パースでしか見たことがなかったので・・・

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見当違いな想像をしていました・・・ (-_-;)


posted by ファクト君 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々生活のエスキース

2011年02月12日

雪の西麻布


昨日、雪の中、ショールーム ル・ベインを訪れました。

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建物の中へ、アプローチから正面のパティオにオブジェ。

ココロ惹かれて近寄って見ると、『無機物・春・桜』という作品。

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華道家 前野博紀氏(という方=僕は存じていませんでした)の個展。

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僕には、ぜんぜん無機物に見えないんだけれど・・・
躍動感あるカタチ・色ヅカイ、生命観が溢れまくっているんだけど・・・

隣接する屋内ギャラリーにもう一作品。
ガラス越しにの覗いてみると、これまた躍動感に溢れた作品(花は使われていません)。

華道家さんは、何(素材なんでも)を使っても「花」として表現できるんですね。

スバラシイ。

(・・・また寄り道してしまった)・・・と、ココへ来たのは、地下にあるショールームへ
キッチン バス サニタリー廻りの手洗器や水栓などの商品確認のため。

いくつか気に入った商品を見つけるコトができました。 (^_^)

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この建物は、内田繁氏+STUDIO80による設計です。


posted by ファクト君 at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々生活のエスキース

2011年02月09日

明るい部屋に A



よく頼まれる工事。和室のリニューアル。

天井は敷き目板。壁は塗り壁。床は畳。

ながーく住んで居るうちに汚れてしまった和室の部屋。


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after

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before

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キッチリ納めるために1日半。

えむ造(大工)とファクト(内装職人)だけで行ないます。


(^_^)v

posted by ファクト君 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ゴコロのエスキース

2011年02月05日

G→M



よく頼まれる工事。トイレの改修。

ゴージャスな壁紙(?)

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隣の脱衣室を拡げて収納スペースを増やすため、
床を落として便器の置く場所を変えたのだけど・・・

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・・・分かるように撮れませんでした・・・なかなか撮る時間も無くて・・・ (T_T)


出来上がり写真。

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ドア・枠・巾木は、もともと付いていた物を再利用で、OP仕上げにしたら
ちょっと、メルヘンチック・・・かな?


posted by ファクト君 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築ゴコロのエスキース

2011年02月01日

僕と鼠と羊・・・


・・・の物語に夢中になった学生時代。
学生を卒業する頃に文庫で読んだ短編「蛍」がココロに突き刺さり、その後、
長編になった僕と直子の物語を読んでからは、すっかり“信者”になりました。

一昨日、映画を観ました。

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ワタナベ(僕)と直子。


語り継がれる「ワタナベと直子の物語」の伝記映画のようなものだと感じました。

ある出来事(小説)がいろいろな国(世界)へ広まり語り継がれている。
ある時(時代) ある場所(世界) ある語り部(監督) が 語った(撮った)物語(映画)。

映画は良く出来上がっていると思います。
小説と比べると、全く 全然 たくさん 足りないコトも多いのですが、もしかしたら
この映画は、ワタナベが(小説を書き綴り始めた時には既に)無くしてしまっている
記憶の断片を映し出しているのかもしれません。

昨日、20何年か振りに、(本棚の奥から引っ張り出した)赤と緑の装丁の本を開きました。

(^_^)

posted by ファクト君 at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々生活のエスキース