ゴッホになる!と、叫んだのは棟方志功。
その他にも、自分が敬愛する画家達は、いろいろな言葉でゴッホの絵を賛美します。
僕はゴッホの絵を特に好きなわけではないのですが・・・いつも引きつけられます。
いろいろな展示会でたびたび出会うけど、かなりのインスピレーションを受けます。
特有の衝撃に戸惑います・・・だから、素直に「大好き」と言えないんですけど・・・
いつだったか、損保ジャパンの美術館で、気になっていた画家の企画展を訪れた時、
企画展そのものに大変満足して会場を出ると、そこに

ゴッホの“ひまわり”。
幸せ(企画展に満足)気分が吹っ飛んだコトあります。
その時は、チラ見してその場を去りました。
なんと例えたらいいんだろう・・・、例えば、名の知れたホルモン焼き店で、
新鮮で旨いホルモンをいっぱい食べて、満腹幸せ気分で会計を済ませていると、
ニコニコ顔の店主に「うちにはこんな旨い肉もあるよ、タダで食べてって!」と
特上神戸牛の霜降りステーキ800gをで焼いて出されて、一口食べちゃった、
・・・すげぇ旨い!・・・さっきのホルモンの味ぶっ飛んだ!・・・お腹いっぱいなのに
・・・て、ゆーか、ホルモン注文する前に、タダで食べさせてよ・・・みたいな・・・ (T_T)
済みません、前置きが長くなりました。(-_-;)
少し前のことですが、ゴッホ展を観てきました。

展示構成は、初期〜オランダ〜パリ〜アルル〜サン=レミのお決まりに、
各時代に影響を受けた画家の作品(秀作ぞろい!)も並べて、
テーマの「こうして私はゴッホになった」をクローズアップ。
ゴッホのイキザマを垣間見られるとても良い企画展でした。


スバラシイ(スゴイ)作品もいっぱい。
なかなか、なかなか なかなか でした。(*^_^*)
モンティセリとの出会いもありました。(^o^)
ココ(国立新美術館)の設計は、黒川紀章建築都市設計事務所。

なめらかなガラスの三次元曲線のファサード、その全てにルーバーを設置。
中に入ると、広く続くホワイエには、シンボリックな逆円錐形(レストラン)。
その壁面に映し出されるが、“陽と影”が大好きです。

特に秋の午後過ぎのキアロスクーロには、涙が出ます。
建物を設計すると言うことは、こーゆーコトだと思います。
(*^_^*)
それでは、皆さん、来年もよろしくお願いします。m(_ _)m